ガンバレ! R9 GORDINI
店長中川の独り言 On Web
「ガンバレ!R9 GORDINI (ゴルディーニ)」 その1

このレポートは9万円のルノーを買ってしまった事が始まりです。
どこにでもありそうな車好き達の車イジリ

ある日、レッドポイント赤座社長より電話があった。


赤座社長 "ルノーの9(ヌフ)があるけど、買う?"

僕 "AT(オートマティック)ならいらない"

赤座社長 "MT(5Fマニゥアル)で車検も残ってるよ"

僕 "・・・・・。"

僕 "・・・買わせていただきます。"


ちょうど、代車も入れ替え時で最近のお客さんはルノーの9なんて知らないし、話題作りにおもしろそうだな?なんて発想から買っちゃいました!


実は・・1年前にはココにいた。

暫くして、9はやってきた。色は当時よく見かけたマルーン久しぶりに見る9はなつかしいだけで他になんの取り柄もないジミ〜な車でした。

これでよくヨーロッパのカーオブザイヤーがとれたもんだ!不思議です。

ひどいな〜、部品取りして解体かな・・・。と考えていたんですが、でもこの固体は遥々ヨーロッパから日本に住み着いて約20年今まで沢山の修理を受けて頑張ってきたのだろう。

きっと僕が最後のオーナーならば自分流に味付けしてみようか?twingoのカップカーもそろそろ引退時期だしってな訳でゴルディーニ風に仕立てたR9のストーリー


"ガンバレ!ゴルディーニ!!"はじまり、始まり!パチパチ!!


まずは、長い年月で日に焼けた塗装をなんとかせねば・・・。

オールペンするにはかなりの金額がかかる。しかし、財布の中身は軽く知恵と汗と人脈頼みなのだ。近日板金を始めるという同業者のM様にお願いする。格安にてオールペンを引き受けてくれた。M様ありがとう!

さぁ、塗色はどうするか? 今更、オリジナルの色は塗りたくない。

ルノーでスポーツセダンといえばゴルディーニ!ゴルディーニ風にしてみようか?ならば、めざすはカフェレーサー。


ゴルディーニブルーにしよう。


数日後、ゴルディーニブルーに塗られて戻ってきた。

ここで!積載車から下ろすとき、サイドブレーキが壊れていて荷台から勝手に走って行ってしまいリアバンパーがぶつかって傷付いてしまった。

しかし格安にてお願いした為文句も言えず、タッチペンで補修(TT)

さあ、白のゴルディーニラインを入れよう!

ゼッケンサークルやスポンサーステッカーも入れよう。

カッティングシートでの製作をルノークリオRS J.ラニョッティ乗りのT様にお願いする。

ここの時点でめいほう一週間前。めいほうデビューを目指して、みんなで意気込む。夜遅くまでの突貫工事で仕上げてゆく。

ステッカーを貼り、片隅に転がっていたいい感じのフォグライトを付けるミラーはビタローニが確かあったよな。

マフラーはdevilの古いのがあったはず。

機関部はトオル様がバッチリ仕上げてゆく。

フロントスプリングカット・リアトーションバー調整で車高を下げる。

努力の甲斐あり、めいほう1日前に”R9 GORDINI”が完成した!


うぉぉ、カッコイイじゃな〜い?!でも乗ってみると劇遅ですから〜!残念!!


つづく・・・